本年度の活動、本格スタートです。7月28日(土)午後、第30回目となる例会を開催します。演題はいつもと少し趣向を変えて「江戸」つながりで二つ。「史料から探る幕末期多摩の気候」と、「伊能忠敬没後200年の読み方」です。会場は多摩センター・ベネッセビルの「ココラボ」です。事前申し込みいただければ、会員以外の方も参加できまInkedKIMG0268_LIす。参加無料です。

 

 

 

 

 

◎多摩ニュータウン学会第30回例会

日 時 2018年7月28日(土)14時~17時(開場13時30分)

場 所 多摩センター・ベネッセ東京本部1階「ココラボ」(入り口は2階です)

申し込み 7月20日までに、0728tn@tama-nt.orgあてにメールで①氏名②会員/非会員③緊急連絡先(携帯番号)―をお知らせください。

内 容

「多摩周辺の歴史史料から探る幕末期の気候」14時~15時15分

講師:平野淳平(帝京大学文学部史学科准教授、本学会理事)

内容:多摩地域周辺には、江戸幕末期の天気を記録した古日記が多数残されています。これらの古日記をもとに、幕末期に関東へ襲来した台風の経路や、夏の気候を復元する研究について紹介します。当日をご期待ください。絵a

 

 

 

 

 

「伊能忠敬没後200年の読み方~多摩にも測量隊がやってきた」15時~16時45分

講師:篠原啓一(共同通信社編集局予定センター長、本学会理事)

内容:今年は伊能忠敬没後200年。各地で忠敬の偉業を讃える行事が目白押しです。日本初の実測日本地図作成という成果だけでなく、隠居後の第二の人生を好きなことで世に尽くしたというストーリーが、高齢社会に生きる現代の私たちに何か語りかけてくれるようです。硬軟取り混ぜてエピソードの多い忠敬の「読み方」を紐解きます。また忠敬率いる測量隊は、遠路九州から帰る途上の文化8年(1811年)5月、甲州道中(街道)日野宿から現在の多摩市一ノ宮に寄り道しました。日本の骨格を描く作業に不可欠とは思えないこの行動はなぜか、当日までの宿題です。当日会場にて伊能中図の複製図(1/2に縮小)などを展示します。早めに来場して伊能ワールドの一端をお楽しみください。伊能図展示a