本学会では第27回例会として、下記の要領で「オープンデータを活用した地域情報の視覚化を考える研究会」を開催します。
明星大学の演習室をお借りするため、セキュリティー上、事前の申し込みが必要となります。お早めにお申し込みください。
日時:10月21日(土)13時~15時
会場:明星大学日野キャンパス26号館309号室(明星大学情報科学研究センター演習室)
講師:花谷修一さん(クロスビューシステムズ代表、市民のミカタ代表、「Code for Tama」会員)
申し込み:1021tn@tama-nt.orgあてに、お名前、ご連絡先を記入ください。
内容:
国や自治体、公共団体が保有するデータを広く公開し、地域創生や新しい産業の育成に活用しようという「オープンデータ」の取り組みが注目されています。自治体においてはオープンデータのカタログサイトが立ち上げられ、内閣府は官民のビッグデータを集約し可視化するための地域経済分析システム「RESAS(リーサス) 」を提供、利用を呼び掛けています。
しかし、RESASに対する評価としては「もっとローカルなデータを扱いたい」「自前のデータを掛け合わせたい」などの声、課題もあります。
そこで今回の例会では、一般の人でもオープンデータを取り込みやすく、分析もしやすいシステムとして「XView」を開発した花谷修一さんを講師に、実際にデータを集めて分析するデモンストレーションを行っていただき、オープンデータを活用した地域情報の視覚化の可能性を探ります。XViewについては専用サイト http://xviews.jp/ を参照ください。
XViewを開発した狙いについて、花谷さんは「情報が氾濫する現代にあって、市民一人一人が考え、正確な根拠に基づく意見が通る社会の実現を目指すためのツールとして利用してほしい」と話しています。