来る6月4日土曜日、多摩ニュータウン学会の定期総会を開催いたします。また併せまして、下記のような形で討論会を行います。会員の皆様におかれましては、お忙しい中と存じますが、奮ってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。

日時 2016年6月4日(土) 13:00~
場所 首都大学東京 国際交流会館大会議室

日程

13:00-13:50 多摩ニュータウン学会第20回定期総会
14:00-17:00 討論会「多摩ニュータウンと女性―仕事、子育て、地域活動」
17:15-    懇親会(会費2000円)

※ 資料準備の都合上、ご参加の方は5月27日(金)までに
0604sk@tama-nt.org
まで、ご氏名、ご連絡先、懇親会参加の有無をご連絡ください。

討論会「多摩ニュータウンと女性―仕事、子育て、地域活動」について

「都心回帰」が起きていると言われるようになって十年以上が経過しました。データでみると、実際に若い世代が都心居住を選択しはじめているように見えます。理由はさまざまに説明されてきましたが、その一つに、共働きが多くなった現代において、職場から遠い郊外は仕事と子育ての両立に向かないのだという議論があります。実際、郊外居住が女性の離職につながっているという研究がありますし、シングル、DINKsの女性もまた、職住近接の観点から、都心居住を選択するという研究もあります。

東京郊外の多摩ニュータウンは、現代女性の居住環境として、もはや魅力が薄いのでしょうか。もしそうだとすれば、改善の余地はあるのでしょうか。あるいは、本当はもっと地域として発信すべき魅力があるのでしょうか。

この討論会は、女性にかかわる活動やデータをもとに、多摩ニュータウンが存続・発展していくために、めざすべき方向性を会員の皆様と考えていきます。

14:00-15:30
趣旨説明・司会 東洋大学社会学部 荒又美陽(多摩ニュータウン学会理事)

問題提起(敬称略)

・たまこ部 永山なみ子・秋好宏子「データで見る多摩市の待機児童」
・せいがの森保育園 倉掛秀人「乳幼児教育と子どもの安定」
・NPO法人シーズネットワーク 岡本光子「働き方の多様化を支えること」
・首都大学東京都市環境学部 松本真澄「地域活動参加の世代変化」

15:45-17:00
フロアを含めた質疑応答、ディスカッション