NPO多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議が中心となって10月14日(土)に多摩市永山のベルブ永山(先日の永山図書館と同じビル)で、「団地再生」をテーマにしたシンポジウムを開くことになりました。多摩ニュータウン学会が後援します。
高度経済成長時代に全国でたくさん建築された「5階建てエレベーターなしの団地」をどうしたらいいか。多摩の諏訪・永山地区などを例に、具体的に提案、提言、意見交換しようという文字通り建設的なシンポジウムです。
本会は本年度の活動方針の1つとして、ニュータウンに関係するまちづくり団体の活動を積極的に支援、協力することを掲げています。今回は、ニュータウンの初期入居当時の写真を集めて展示することで住宅の歴史を振り返るお手伝いをします。ニュータウンで育ったり、子育て経験のある本会会員、理事、ご家族のアルバムからお借りした貴重な写真を公開いたします。
ポスターをダウンロードすることができます。 http://www.machisen.net/symposium/pdf.html
詳しいご案内は次の通り。
■■ニュータウン再生シンポジウム(10/14)のお知らせ■■
昭和40年代の高度成長時代を中心に大規模な団地が全国各地で建設されました。
これらの団地は建設後30年以上経過し、住宅の老朽化が目立ち、住民の高齢化に対応できない建物や最近の生活様式に適応できない住宅も多く、団地再生の必要性が高まっています。
そこで、各地の団地再生の取り組み事例や、団地再生に係る提案を広く市民にご紹介することにより、団地再生の将来展望を探るとともに、多摩ニュータウンにおける団地再生の取り組みの手がかりとしたいという主旨で、下記のシンポジウムを企画しました。
日時:2006年10月14日(土) 13時30分~16時30分
場所:ベルブ永山(多摩市永山公民館) 5階ベルブホール
テーマ:活力のある多摩ニュータウンを未来に継承するために
~団地再生の手がかりを探る~
プログラム
●基調講演
講 師:首都大学東京 教授 上野淳
テーマ:多摩ニュータウン初期団地の再生と活性化に向けて
●活動報告・再生提案
1.NPO ちば地域再生リサーチ・千葉大学助手 鈴木雅之
「団地問題をバスターする(NPOと団地住民による団地居住サポーターズ)」
2.日本学術振興会外国人特別研究員 千葉大学 丁(チョン)志(ジ)映(ヨン)
「たむろや』でともに住まうかたち(Light Collective&Renovationによる住棟再生)」
3.東京多摩プロバスクラブ 山田正司
「多摩NTでの平成寺子屋(既存の団地内1階住戸を活用した居住者との文化交流)」
4.NPO多摩ニュータウンまちづくり専門家会議 副理事長 戸辺文博
「DANCHI(団地)ルネサンス(2戸1化と南側エレベータを組み合わせた、多様な世帯の共生できる条件整備)」
●会場からの発言・全体討論
●たま・まちせんからの活動提案
NPO 多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議 理事長 秋元孝夫(ニュータウン学会会員)
「住まいとまちのお困りごと、お助け(困(こん)助(すけ))プロジェクト」
「諏訪・永山地区をモデルとしたまぜこぜ居住の提案」
●まとめ (多摩市)
同時開催 パネル展示
●首都大学COEによる再生提案
●多摩ニュータウン学会による ニュータウン住宅史と諏訪・永山の暮らし展
参加費 資料代500円
定 員 198人(申込先着順)
電話 042-337-5609
FAX 042-337-5599
e-mail sympo@machisen.net
Webからも直接申し込みできます。⇒ http://www.machisen.net/symposium/
【主催】 NPO多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議、多摩市、永山公民館
【後援】~五十音順(2006年9月6日現在)
NPO外断熱推進会議、NPO福祉亭、NPO福祉ネットワーク多摩、財団法人アーバンハウジング、財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団、財団法人ベターリビング、新都市センター開発株式会社、諏訪2丁目住宅管理組合、諏訪名店街、多摩NPO協会、多摩市民環境会議、多摩ニュータウン学会、多摩ニュータウンタイムズ、多摩マンション管理士会、東京多摩プロバスクラブ、都市建築ストック賦活・更新研究センター(首都大学東京COE)、永山団地名店会(永山名店街)、永山ハイツ団地管理組合、メゾネット永山-5団地管理組合法人、UR都市機構東日本支社多摩事業部
- 投稿タグ
- 各種イベント情報