DSC_0083 (3)多摩ニュータウン学会の第22回総会を6月2日(土)13時半から明星大学で行います。 総会に続き、「田園居住のイメージ」をキーワードに都市近郊緑地の今後を考えるシンポジウム、貴重な書籍を集めた明星ギャラリー見学会を行います。 シンポジウムからは会員以外の一般の方も参加できます。どうぞご参加ください。

参加を希望される方は、
・①総会②シンポジウム③明星ギャラリー見学④懇親会―のいずれに参加されるか
・氏名、会員/非会員、緊急連絡先(携帯番号)を明記のうえ、0602sokai@tama-nt.orgまでお申し込みください。

≪多摩ニュータウン学会定期総会とシンポジウムのご案内≫

Ⅰ 総会
2018年6月2日(土)
12:30 開場
13:00-14:00    第22回多摩ニュータウン学会定期総会(開場13:00)
会場:明星大学 26号館103教室
議事:2017年度事業報告(会計報告含む)
2018年度事業計画(予算含む)
その他

Ⅱ シンポジウム・ギャラリー見学会

昨今、生産緑地地区の2022年問題に向けた取り組みが注目される中、昨年の生産緑地法と関連する都市緑地法、都市計画法の改正によって、面積要件の変化、関連計画への位置づけの記載等がされることになり、都市農地としての生産緑地の位置づけが以前に増して鮮明になりました。また、都心周辺での身近な農を活かしたまちづくりの実践も動きつつあります。このような生産緑地の変化や農を活かしたまちづくりの状況を通して、田園居住のこれからのあり方を考える機会になればと思っています。

シンポジウムでは「田園居住の未来」をテーマに講演と討論を行います。その後、会場を明星ギャラリーに移し、日本の田園都市論のきっかけとなったエベネザー・ハワードの「明日の田園都市」の初版本を見学します。また、あわせて伊能忠敬の「官板実測日本地図(全4帖)」も特別にご覧頂けます。(これらの蔵書は、明星大学において普段は一般公開していない貴重な書籍です。この機会にご覧ください。)

シンポジウム:田園居住の未来
14:10-14:40 解題 小林 利夫 氏((株)都市計画研究所・明星大学)
「田園居住に向けた最近の都市計画の動き(生産緑地・田園居住地域・市街化調整区域内のまちづくり)(仮)」
14:40-15:20 講演 倉田 貴文 氏(八王子市都市計画部土地利用計画課)
「市街化調整区域のまちづくりの実践(仮)」
15:20-16:00 討論
コーディネーター:祐乗坊 進 氏((有)ゆう環境デザイン計画・東京農業大学・武蔵野美術大学)
~図書館へ移動~

明星ギャラリーの見学会
明星大学が所有する貴重図書を展示する施設です。現在は、『コペルニクスとガリレオ ―近代天文学の夜明け―』を開催中です。当日は、この展示会の他に、ハワードの「明日の田園都市」(初版本)、伊能忠敬の「官板実測日本地図(全4帖)」の閲覧を行います。
16:15-16:30 説明 西浦 定継 氏(明星大学)、篠原 啓一 氏(共同通信社)
図書館の特徴、ハワード初版本購入の経緯、田園都市論、多摩で見る伊能図の特徴 等
16:30-17:00 自由見学(ハワード初版本・伊能図等の閲覧)
~学生食堂へ移動~

Ⅲ 懇親会 17:15-
会場:28号館学生食堂
*参加費2000円(当日集金します)