多摩ニュータウン学会では、「多摩ニュータウンの中央図書館はどうあるべきか」と
題して、第26回例会を開催します。
現在、多摩市では「パルテノン多摩」の改修問題に絡んで、中央図書館との合築など
も検討されているようです。多摩ニュータウン学会では、第23回例会として「パルテ
ノン多摩基本計画策定委員会報告書を読む」、第24回例会として「自治体の公共施設
再編成の動向」をそれぞれ開催してきました。今回は、中央図書館の在り方に的を
絞って、本会会員で図書館ネットワーク多摩の大石正人さんにお話しいただく予定で
す。
多摩市では本年3月「図書館本館再構築基本構想」を公表し、多摩センターを「知の
地域創造」の拠点として変貌させるため、多摩市として初めて「中央図書館」像の創
出を提唱しました。具体化する段になって、パルテノン多摩問題と絡み、実現の不確
実性が懸念されています。
「地域創造の学」として、多摩ニュータウンを研究する当会にとっても、アーカイブ機
能や研究活動を支える拠点として、中央図書館はどうあるべきか、に強い関心を寄せ
ざるを得ません。
今回の例会では全国の公共図書館を訪ね歩き、司書資格をもって図書館関係者と交流
を深めながら、地元でも図書館応援団として活動、その成果をブログで発信する大石
さんから、「多摩ニュータウンの中央図書館はどうあるべきか」というテーマで話し
てもらいます。自称「図書館オタク」ならではの、公共図書館活用法、など学会員に
も役立つ実践的な話題も期待できそうです。
◎「多摩ニュータウンの中央図書館はどうあるべきか」
日時;9月9日(土曜日)15:00-17:00
会場:「ココラボ」@ベネッセ (ベネッセビル2F受付へお越しください。なお、セ
キュリティーの関係で、事前申し込みされていない方は入館できませんのでご了承く
ださい)
講師:大石正人さん(本会会員、図書館ネットワーク多摩)
申し込み:資料準備の関係から、0909TN@tama-nt.org あてに、お名前、ご連絡先を
記入のうえ、早めにお申し込みください。