6月5日(日)、第15回となる2011年度の定期総会を首都大学東京で開し、東日本大震災を受けた「私の3・11記録プロジェクト」や「里山の見直し」「メディカルタウン」など4つの柱からなる研究活動などを盛り込んだ事業計画を決定したほか、新会長に吉川徹・首都大教授を選出しました。
吉川教授は本学会の2代目の筆頭理事を務めた経験があり、研究活動の強力な推進役として期待が寄せられています。2010年度まで8年間の長きにわたって会長を務めた細野助博・中央大教授は名誉会長に就任します。

<総会で承認された2011年度事業計画>

1.役員選任(任期は2年)
(ア) 新任
(理事)吉川 徹
(イ) 再任
(理事)(1年目)
阿部明美、荒又美陽、川辺忠、福田純
(2年目)
篠原啓一、清水祐介、高橋琢郎、中庭光彦、中山直子、西浦定継、
濱野克庸、三好正義、横山陽
(監事)炭谷晃男、祐乗坊進
(ウ) 退任
(理事)細野助博、内田通夫

2.2011年度の役員任務
(会長)  吉川徹
(筆頭理事)西浦定継
(理事) 阿部明美、荒又美陽、川辺忠、篠原啓一、清水祐介、高橋琢郎、中庭光彦、中山直子、濱野克庸、福田純、三好正義、横山陽
(監事) 炭谷晃男、祐乗坊進

3.役員の担務(○は責任者)
総括:吉川、○西浦
会計:○高橋
会員管理・ML: ○中山
広報・HP:○福田、篠原、川辺、中山
研究企画:○西浦、中庭、阿部、荒又、清水、中山
事業企画:○横山
研究誌編集:○荒又、中庭、篠原、阿部
運営支援: 三好、濱野

4.2011年度の評議員(任期は3年)
(新任)  大久保正弘、田代和恵
(再任)  (1年目) 木内基容子
(2年目) 高田一夫、藤田道男
(3年目) 松原和男、松本暢子、松本祐一

5.事務局
〒192-0393 八王子市東中野742-1
中央大学総合政策学部 細野研究室(担当三好ゆ)
TEL&FAX 042-674-4140
E-mail…office@tama-nt.org
※会計事務局は会計担当理事の居宅に置くものとする。

6.活動計画について
本年度は、全ての学会活動について、その成果を学会誌次号(14号)に掲載することを念頭に活動していく。また、多摩ニュータウンエリア、または広く多摩地域で活動している様々な個人、団体の活動とのコラボレーションを図り、学会誌への地域情報の収集に努める。
(1) 主要プロジェクト
下記のテーマを設定し、例会、ミニシンポ、講演会などを行う。
(ア) 多摩ニュータウンの里山
(イ) メディカルタウン
(ウ) 多摩ニュータウンの基礎データ整備
(エ) 震災体験記録収集プロジェクト
(2) 謎解き・読み解きプロジェクト(資料の保存・活用支援プロジェクト)
引き続き、多摩市立図書館に集められた資料を読み解き、活用を図るプロジェクトを実施する。
(3) 学生交流会の運営
学生交流会や学生研究発表会を企画する。
(4) 「多摩ニュータウン研究」第14号の発刊
(5) タウンウオッチングを年間1回程度開催
一般会員からも企画を募集し、理事会での審議を経た後、理事会も協力して実施する。
(6) ホームページの整備・充実
会員相互の情報交換に活用できるよう会員のページを整備、運用。絶版学会誌の電子化とホームページへの掲載
(7) 会員管理の効率化および拡大
会員管理をより正確にかつ効率的に実施する仕組みを導入する。また、立場の違うさまざまな市民、研究者が集まりやすい環境づくりを整える。研究者への魅力提供の場をつくることも検討する
(8) その他
アーカイブプロジェクトのプロジェクト報告書後編の発行。

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