4月19日(土)、多摩市立中央図書館(多摩センター)にて、元東京都職員で長年多摩ニュータウンのまちづくりに携わってこられた霜田宜久さん(本学会会員)に、じっくりお話を伺う例会を開催します。ニュータウンの建設から事業終了まで、いまだから聞ける貴重な「証言」に耳を傾けたいと思います。会員以外の方でも無料で参加できます。

〇タイトル:多摩ニュータウンのまちづくりを振り返って

〇講師:霜田 宜久(しもだ・よしひさ)氏

(東日本国際大学客員教授)

〇日時:2025年4月19日(土)10:00-12:00(開場9:45)

〇場所:多摩市立中央図書館2階活動室1(多摩市落合2丁目35)

〇申し込み:メールにて 250419@tama-nt.org あて 4月15日(火)締切

 ①お名前②会員・一般③当日の連絡先(携帯番号等)―をお知らせください。

お問い合わせも同じアドレスで対応いたします。

○内容:多摩ニュータウン開発は全面買収方式の新住事業として東京都、住宅公団、都住宅供給公社の3者により施行されることとなりましたが、既存集落、水田を含む谷戸エリアは地域の人々の新住事業への反発もあり、地域の人々が農業など引き続き可能な土地区画整理事業として東京都が整備することとなりました。

霜田さんは東京都の都市整備局、建設局、多摩都市整備本部などで長年にわたり東京都の街づくりに従事されました。特に2002(平成2)年4月に多摩都市整備本部が廃止(多摩ニュータウンは建設局その後都市整備局へ移管)され、事業が完了に向けて進む中、多摩市山王下にあった「多摩ニュータウン整備事務所」の最後の所長を務められ、東京都の多摩ニュータウン事業終了に向け、すでに整備された道路等の公共施設の市への移管を進めるなど職員とともに対応されました。

本学会では取り上げられることの少なかった東京都の多摩ニュータウン事業の取り組みや事業終了へ向けての苦労話などをお伺いしたいと思います。

 <予定しているお話のポイント>

・多摩ニュータウンはどうして住みよい街?になったの

・多摩ニュータウン事業のそろばん勘定は

・多摩ニュータウン事業を進める中で何が大変だったの

   新住法、美濃部知事、尾根幹線、公園緑地計画、一団地

・多摩ニュータウンって地震や水害などに本当に安全なの

・相原小山土地区画整理事業の地区計画はうまくいったの

・多摩ニュータウン事業の最後はどうなったの