このたび、多摩ニュータウン学会と多摩市立図書館との共同事業として、連続講座「続・謎解き多摩ニュータウン」を開催することになりました。

第1回として「住宅建設前に出現したダムの話」と題し、5月18日(土)13時~14時30分(開場12時30分)、多摩市立中央図書館2階活動室1にて開催します。

一般市民対象で、本学会の会員はもちろん、多摩市民でなくてもOKです。定員60人で、申し込みは不要、当日直接会場へおいでください。参加費は無料です。

今回は元UR職員で多摩ニュータウンの生き字引でいらっしゃる成瀬惠宏さんを中心に、本学会メンバーと図書館の地域資料担当職員がリレートークで進行します。次回以降もニュータウン学会のメンバーを中心に企画し、解説する計画で、今回を足がかりとして、今後は企画段階から会員のみなさまにお手伝いいただければと期待しております。

今回に限り参加申し込みは不要です。問い合わせ、ご意見等ありましたら、連続講座の専用アドレスの多摩ニュータウン学会(nazotoki@tama-nt.org)までご連絡ください。ちらしを添付しますので、ご活用ください。

<講座の趣旨と、第1回の内容>

街の成り立ちにはさまざまな「わけ」があり、その「わけ」を再発見することが街の再生や新たなまちづくりにも役立つのではないか。「謎解き多摩ニュータウン」はそんな思いを込めて2006年から2012年にかけて9回に分けて、多摩市立図書館と多摩ニュータウン学会が共催(一部は稲城市立図書館も参加)した市民向けの連続講座で、好評を得ました。

このたび中央図書館の開館1年を前に、新シリーズとして「続・謎解き多摩ニュータウン」を企画しました。第1回はニュータウンの建設に伴って一時的に姿を現したたくさんのダムの話です。なぜダムは造られたのか。その後ダムはどうなったのか。図書館が所蔵するニュータウン建設当時の資料などから謎をひも解きます。