受賞作品〜小学生の部〜

 

受賞作品 〜小学生の部〜

学会賞

・緑を守りたい賞(学会)

046「山が切りくずされた」  八王子市立松が谷小学校5年 河上龍馬

  ぼくのすんでいる所は大塚です。近くには林があります。けれどある日パン屋に行ったらこのみせの主人のおじさんにこんな事をおしえられました。

このおじさんは,ぼくの家のちかくに30年くらい住んでいて,昔は竹林があって,道はじゃりみちの田舎でとてもよかったそうです。ところがある日,新しい家やゴルフの打ちっ放し場を作るため山を切りくずす事になりました。そこに住んでいる住人は反対しましたが,前から決まっていたことなのでどうにもなりませんでした。

その後二ヶ月ほど山を切りくずすたまの作業や崖がくずれてこないように大きなくいを打ちこみました。そのため家がかたむいたり,かべにヒビが入ったり,ドアがあかなくなってしまったそうです。

どんどん緑がなくなっているとおもうとなんだかさびしくなりました。

でも,今住んでいる家は,気に入っています。 

 

・バードウォッチング賞(学会)

 049「多摩ニュータウンに思うこと」 八王子市立長池小学校6年 塚本孝政

  ぼくは別所一丁目に住んでいます。前に住んでいた世田谷区とは,全然違いました。世田谷区には森もきれいな川も沢山あったし,野山の鳥も水辺の鳥も町中の鳥もみんないっしょくたに見られたのでとても良かったです。多摩ニュータウンに来ると,水辺の鳥はいなくなって,もっと山奥の鳥が見られるようになりました。浄瑠璃緑地帯には雉,蓮生寺公園には小綬鶏と懸巣,パークヒルズの高層ビルには長元坊,沢山山の鳥を見るけれど,やっぱり鴨や鷺などの水鳥がいないのが寂しい。あと,つり禁止なのに長池公園でつりしている人がいるので,もっと管理人がこまめに来たり,警察官が朝昼晩と長池公園をパトロールしてくれたら,つりする人もいなくなって水鳥や長池に暮らす動物たちが,池の近くに近づけるようになると思います。あと,レーベンスの人が朝早く長池公園の方から鉄砲の音がしたと言っていたそうです。雉を撃とうとしていたのではないでしょうか。だから,僕は信用のできる人に長池公園を見回ってほしいです。 

 

・鑓水の自然賞(学会)

087「自然がいっぱい私の住む町」 八王子市立鑓水小学校5年 菅原早貴

  私の住んでいる所は、多摩ニュータウンの鑓水です。家の周りには、自然がいっぱいです。山がたくさんあって、その山には、いろいろな虫、こん虫、などたくさんな種るいの生き物がたくさんいます。私が住んでいる家は、約一年たっています。最初はびっくりしました。ベランダに出てすぐ目の前に林があります。前住んでいた家とは、ぜんぜんちがいます。前住んでいた所は、南大沢で山が少ししかなくて、あんまり自然という自然は、ありませんでした。私は鑓水に引っこしてきてよかったと思います。私の家のちかくに絹の道というところがあります。私は、たまに友達と行ったりお母さんと行ったりします。山のぼりをすると、春は、花がたくさんさいて、秋は、すすきがいっぱいでとんぼがたくさんとんでいて、冬は、雪でまっしろになったりします。絹の道には資料館があります。そこには昔の鑓水の事がいろいろわかります。初めてそこにきた時は、「鑓水って昔からあるんだなぁ」と思いました。その資料館には、昔、まゆから糸を作ったり昔のおなべ、ざる、かわった物がたくさんあります。前の家には、そうゆう資料館や山登り出きる場所がありませんだから鑓水に引っこしてきてよかったと思います。私は、多摩ニュータウンに住んでいてよかったと思っています。

 

・ボランティア賞(学会)

 091「ボランティアの町若葉台」 稲城市立若葉台小学校5年 宮本悠紀

  私の住んでいる若葉台にはボランティアの人たちがいます。若葉台は新しくできた町です。一年目のときには、PTAがまだできていないのに、夏休みの時進んで、ラジオ体操をやってくれました。最後の日にはプレゼントまでくれました。そして若葉台祭もボランティアの人たちが、実行委員会をつくりすばらしい祭りになりました。やぐらを作り、おそろいのはっぴを着て、若葉台音頭作り、歌いおどってくれました。またいろろなお店(くじやヨーヨー、スーパーボールなど)が出て、三和の人たちも協力してくれて、焼きそば、ビール、ジュース、ホットドッグなどを出してくれました。お祭りの最後に、花火を打ち上げてくれました。ナイヤガラのたきがとてもすてきでした。今年は、いろんな人の寄付でちょうちんがぶら下がりました。ますますお祭りがパワーアップしています。

 次に、私もやっている若葉台フレンズという野球部があります。この、若葉台フレンズのかんとくも進んでチームを、作ろうとがんばっています。まだチームは弱いけれど、あと5年もすれば、とても強いチームになると思います。二年目になって、ワルツの杜ができました。学校にもたくさんのお友達がふえました。そして、今、開発している、ワーズワースの丘もできて、とても、楽しい町になると思います。こんなすばらしいボランティアの人たちがいるので、若葉台は、すばらしい町になってきました。私は、このすてきな町がとても大好きです。私もいろんなお手伝いをしていきたいです。

 

企業賞

・みんな命の仲間で賞(ベネッセコーポレーション)

 「家の近くの自然」  由木中央小学校6年 石橋優希

  私は、南陽台に住んでいます。

  南陽台には、自然がたくさんあります。公園なんかには、草や木がいっぱい生えています。私は、自然が大好きです。

  私は、時々思います。家をたくさん建てるには、森林を切り開いて家を建てます。そのせいで色々な動物や木、草が死んでいったり住みかをなくしてしまいます。私は、そういう事が大きらいなんです。でも私の家も森を切り開いて建ててあるのです。そう考えると、「私も…同じ事をしているのかな。」と思い悲しくなってしまいます。

  自然を、いつまでも残して、大切にして下さい。

  この前、テレビで見たのですが、あと、千年以内に、地球は、温だん化のせいでほろびてしまうそうです。テレビでは地球と同じかんきょうの星を見つけてうつらないと、人類は、ほろびてしまう、というものでした。

  私は、そのテレビを見て、激怒しました。だって、地球を、ほろぼすにひとしいのは人類じゃないか。と、思ったのです。人間は、木、草、動物、魚、昆虫が生まれた後に生まれたのに、自分たちは、色々と助けてくれる生き物を大切にしないで身勝手にして地球をこわしてきた自分たちが先に助かろうとすると言うとんでもなく悲しくて許されない事をしている自分らがとてもにくかったです。

  もっと他の命あるものに目をむけてほしい、そう思いました。

  だからほんの少しでも生き物を守りたいと思います。だから森を切り開いたりなんか、しないで下さい。生き物を守って下さい。

 

・人に優しい町賞(多摩テレビ)

 「緑の自然に囲まれた多摩ニュータウン」  八王子市立松が谷小学校5年矢ヶ崎直人

   人は,お年寄りや体の不自由の人もいる。

 その不自由な人に,ピッタリな町,それは,多摩ニュータウンです。

  駅前には,エレベータや階段のとなりに,スロープをつけたり,車いすの人が便利な物や目の不自由な人は,点字かいた,地図や,もちろん,多摩ニュータウンに住んでいる人のあたたかい心などをもっている所が好きです。

  ちょっと歩けば,緑の自然。多摩センターの駅からは,京王線や,小田急線を使って,海や山や,都心に行けるし,モノレールを使えば立川でJR線や玉川上水では,西武線にのりかえられて,とても便利です。駅前には,多摩カリヨン館,マグレブ,京王プラザホテルなどに,レストランや,宿泊しせつなどがたくさんあります。ここにいけばなんでもそろいそうです。

  これからの多摩ニュータウンのあいことばは,「人にやさしい,緑の町」にしたいです。

 21世紀には,緑をのこしたいです。

 

・うらの森賞(学研)

 「ぼくのうちのうらの森」     八王子市立鑓水小学校5年 鈴木良太

 ぼくは、多摩ニュータウンにひっこしてきてまだ二年ぐらいしかいない。

うちんちのうらには、カブトムシやクワガタがとれる森がある。

そこは、夏になるとカブトムシやクワガタがたくさんとれる。

ぼくは一人でその森を見にいった。

虫や鳥のなきごえがきこえてきた。

森をすすんでいくと、しかがいた。

ぼくは、しかと目があってしまった。

ぼくとしかははんたいほうこうにあわててにげた。

ぼくは、いそいで家にかえった。

「おかあさん森にしかがいたんだ」といったけど、あまりしんじてくれなかった。

ぼくは、しかを見てこわかったのにまだこりないでまた森にいってカブトムシをつかまえるのがたのしかった。

ぼくは虫をとりにいくのがすきでした。

多摩ニュータウンにきて虫ずきになった。

多摩ニュータウンは、自然がおおくてまえの家は、森なんてなかった。

ぼくが、まえのともだちに多摩ニュータウンをじまんしたいぐらいです。

ぼくは、ここにきてすごくたのしいまいにちです。

 

・ずっとここにいたい賞(京王プラザホテル多摩)

 「私たちの町多摩ニュータウン」   八王子市立秋葉台小学校 4年 鈴木 菜海

  わたしは、八王子の別所というところに住んでいます。わたしは、このニュータウンにすんでいて、ほんとうによかったと思います。東京とは思えないくらい自然が多く、緑ゆたか、それがとてもいいところで、すこし下の道へ行くと、いろいろなお店がありとてもたのしいふんいきです。(ニュータウン通り)近くには、モノレールなどがありとってもべんりです。

  わたしの学校の近くに、ぬけ道があり、そこには、たくさんの自然がのこっています。そのぬけ道のことをみんな、うら山、とよんでいます。そのうら山をずっときれいなまま残しておきたいです。うら山を通って遠足に行ったり、クラブ活動でうら山にかれ葉やかれえだをとりにいったり、うらやまであそんだり、とってもたのしい、いろいろな思いでのあるところだからです。

  わたしたちがよくつかっている京王相模原線にのり多摩センター駅でおりると、えきの下には、クラウン街というショッピングセンターがあり、近くには、ホテルやサンリオピューロランドなどいろいろなところがありつかいやすくたのしい、多摩センターは、わたしのおすすめのばしょです。

  わたしは、このニュータウンにすんでいてとてもすみやすいと思っていました。けど、お年よりなどにとっては、もうすこしエスカレーターやエレベーターをつけたほうが言いと思います。

  わたしは、この自然を、いつまでも、ずーっとのこしておきたいと思っています。このニュータウンをだれがみても

 「すてきなところ。」

「ずっとここにいたい。」

と思い、言ってくれるようなたのしいニュータウンにしたいと思います。 

 

・春夏秋冬賞(もしもし新聞)

 「多摩ニュータウンの自然」   八王子市立鑓水小学校5年 菊池 翔

 自然が広がる、ニュータウン

空気がきれい、ニュータウン

元気いっぱい、ニュータウン

そして、ぼくたちが住む多摩ニュータウン 

春・・涼風がすきとおる、春のニュータウン

夏・・猛暑にさく花あり、夏のニュータウン

秋・・枯れ葉ちってちる、秋のニュータウン

冬・・厳寒の中に元気に遊ぶ、冬の多摩の子

 そしてまた春がくる…

そしてそのなかに自然が生れる…

 春夏秋冬それぞれちがう多摩のかお…

ちがうかおでおなじかお

ちがう多摩でおなじ多摩

 やっぱり多摩がみんな好き

 

・多摩がぼくは好きだ―――――――賞(多摩新聞)

 「ぼくたちの多摩ニュータウン」  多摩市立北諏訪小学校 4年 西川 佑也

 

 ぼくは、北諏訪小学校に通っています。まど側から見える美しい緑はどこにも負けません。

帰る時はビュンウと下って帰ります。

行きは友達とペチャクチャしゃべりながらいきます。

そしてちこくした時があります。

でもあんまりおこられなかった。よかった。勉強のときはいつもまどの外をながめています。ねる時は川の流れが聞こえてすごくいいです。

外で遊べるときはみんながいっせいに外へでていきます。

多摩そごうがつぶれるのすごくいやです。

カリオン館のゲームセンターはすごくはまります。

ベネッセのプラネタリウムはすごく楽しい。

多摩がぼくは好きだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

 

・自然がいっぱい賞(サンリオピューロランド)

 「私たちの町」   八王子市立鑓水小学校3年 牧 麻子

  わたしがすんでいる町はきぬの道です。きぬの道は自然がいっぱいです。それに、公園もいっぱいあって、車やバイクもそんなにとおらないのでとっても、安心です。それに、きぬの道のちかくも、自然がいっぱいです。わたしのすんでいる、きぬの道の、三ごうとうの前のあきちみたいな所できじがいたり、学校にいくとちゅうにのらネコがすみついたり、夜になると、すず虫や、きりぎりす、いろいろな、虫たちが大合唱したり、夜、ごはんをたべていると、バッタが二〜三ひきまどにくっついていたり、きぬの道は、自然が多いので虫、動物、鳥、がいっぱいきます。それに、遊ぶ所がいっぱいあって、きぬの道はとってもたのしい所です。自然や、虫や鳥、がいる。わたしにとって、きぬの道は、大きな公園です。それは、きぬの道、どこにいっても、自然がいっぱいだからです。きぬの道はとってもとってもいい所です。

 

・本当にこれでよいのか賞(多摩ニュータウンタイムズ)

 「本当にこれでよいのか」  八王子市立別所小学校6年 花房 恵美子

  私は今多摩ニュータウンに住んでいますが,とても居心地の良い所だと思います。なぜなら,自然が有り,道も広く,長池伝説などといった文化も発展している為です。簡潔に言うと,土地としても文化としても日本の最先端を走っていっていると言うことでしょう。

  しかし私は思います。昔,山ばかり,動物もたくさん住んでいて自然が多く伝説の有る地。人間の手の加えられていなかった土地に,こうして人間が手を加えてしまって良かったのでしょうか。確かに人間は医学などが発達してくると,長生きをする様になります。子供も生まれていき,どんどん人口は増加していきます。すなわち住むところが無くなっていってしまうのです。そこでこの悪知恵の働く人間は山や海つまり自然に手を出すようになりました。具体的に言うと山を切り崩していったり海をゴミで埋め立てたり。別所地区多摩地区,いわゆる多摩ニュータウンも,前に挙げた例と同じ事をした所だと思います。

  もう一度言います。本当にこれで良かったのでしょうか。事実,私も多摩ニュータウンに住む一人の人間ですが,みなさんと同様,やはりこうして考え直すと改めて思います。人間は自然になんと言うことをしているのだろうと。

  これは世界中の人に言えます。人間のしている事をきちんと分かっている人は極少数の人だと思います。そしてその様な人は皆こう呼びかけていると思います。“人間の利益だけを考えて自然とつきあっていると,いつか自然が人間に仕返しをするでしょう。もっと自然を大切にしましょう”と。私は人間だけの利益を考える人間の根本的な考え方を直すべきだと思います。そしてこの多摩ニュータウンももう一度私たちで考え直してみる必要性があると思います。

  本当にこれで良かったのでしょうか。