多摩NT学会 情報ネットワーク部会議事録('00,3,25)

1.日時:2000年3月25日(土) 10:00〜12:00
2.場所:シティサロン(パルテノン多摩5F)
3.出席者(敬称略 順不同):
    岡田、清水、鈴木、瀬戸、高橋、寺嶌、林

4.議題:(1)多摩市小中学校パソコン研修支援報告
    (2)多摩ニュータウン広域高速情報インフラネットワーク
      構築紹介(情報インフラストラクチュア・タスクホース)
    (3)平成12年度活動計画

5.議事内容:

(1)多摩市小中学校パソコン研修支援報告(寺嶌)
(1.1)1月17日〜2月21日までの毎週月曜日15:30〜18:00に東落合小学校にて
  開催。(全6回)
 ・TNT学会より、多摩市教育委員会に提案したところ、正式に依頼を受けて
  行った。
 ・内容: パソコンを使ってそれぞれの先生がやりたい事をサポート。
     習熟の差が激しかったり内容がバラバラであった。(前半4回)
     教室内LANをどのように利用するかについての講義(後半2回)

 [反省点・問題点]
 ・開催がウイークディであったので、TNT学会からサポーターをあまり出せ
  なかった。
 ・受講者の大部分がPC初心者であったためタイプ練習やフロッピーの保存
  方法など、講習を受けるための初歩的な部分から講習が必要であった。
 ・マニュアルを見ないで講習に参加していた。
  HP参照 http://www.tana-nt.org/newpage125.htm

(1.2)2月18日(金)14:00〜17:00多摩市立中学校教育研究会経営部会研修会
  のインターネット研修 開催 (多摩大学にて)
 ・多摩大・多摩ニュータウン学会の紹介、インターネットの概要を説明し
  ホームページの見方を中心に講義と実習を行った。(参加者のほとんど
  はインターネット初心者)

 [アンケート回答から]
 ・PC支援について本学会には大いに期待されている。
 ・教え方などについては大いに満足。但し自己達成度についてはまだまだ
  のようだ。
 ・自宅にPCを所有している人が大半であったがほとんど使用しない人は
  30%近くまで上った。

 [課題]
 ・受講者のスキルに合わせて講座を分ける必要性があるのでは。
 ・PC設備を中学校にも導入し常時使える環境を。
HP参照 http://www.tama-nt.org/newpage124.htm

 ※指導体制・情報開示などを含めこのままではPC教育の充実は図れない。
  PC講習会を長期休暇などで集中的に開催する必要があるのでは。
 ※自由にPCを使える環境を学校の設備面でも図っていく必要。地域情報
  化の啓蒙を図れるようまず、学校の先生・生徒の情報化を。
 ※地域と学校を結びつけるコーディネート的役割を中立機関としてTNT学
  会も担っていく必要がある。教育委員会に積極的なアプローチを進め
  ていくこと。

(2)多摩ニュータウン広域高速情報インフラネットワーク構築紹介
  (情報インフラストラクチュア・タスクホース) (高橋)
   
 スマートグロース部会で設立。
  企業・大学・報道・官公庁関係者など60名の参加者。

  [目的]:地域の高速情報化のために。
  1.技術情報の獲得
  2.中央省庁の予算・制度研究
  3.地域の特性研究
  ●多摩NTに光ケーブルを設置、高速情報化を目指す
  ●高度情報センターの建設・利用を目指す。

 今までに3回の定例会を開催。川崎・世田谷の事例報告を勉強した
  HP参照 http://www.tama-nt.org/newpage116.htm

 情報ネットワーク部会の活動テーマとも一致するので、インフラ整備に
 付いては共同で検討を進める。今後情報インフラストラクチュア・タス
 クホースへ積極的に参加する。

3)平成12年度活動計画 (寺嶌)
 今年度活動計画を見なおし、来年度の活動計画を検討した。5月13日の
 総会までに纏める必要がある。

[目標]
 ・学会会員の情報ネットワーク化推進
 ・地域活動の相互リンクを目指すこと
・地域の情報ネットワークのインフラ整備
 ・地域の情報ネットワーク化支援を継続的に行うこと
[活動]
 ・研究会の開催 ―テーマと内容を要検討
  今年度できなかったので、来年度は必ず実施する。
  地域のネットワークを活用した事例の発表会、地域の情報化推進と
  その課題についてパネル討論会など出されたが、更に皆で知恵を絞る。
 ・学会会員のインターネットスキル向上
  現在、インターネットの出来ない会員は、学会活動の情報の入手や
  MLによる情報交換ができず、活動への参加が難しくなっている。
  今度の総会で、アンケート調査を行い、ニーズを掴んでインターネット
  教室の計画を立てる。
 ・地域の情報ネットワーク化に関して、情報インフラ整備に努める。
  (情報インフラストラクチュア・タスクホースと連携)
 ・多摩NT内で情報ネットワーク化支援を行う
  現在、小・中学校の教師のパソコンスキル向上が急務。今後も小・中学
  校PC支援を多摩市以外にも広め積極的なアプローチを進める。


 皆様の、ご意見、ご提案をお待ちしております。それを参考にして幹事が
 活動計画の叩き台を作る。


 HP参照 情報ネットワーク部会
 http://www.tama-nt.org/bukai/earth/index.html

                 以上
                     作成:瀬戸 寿一